旅に必要なのは、余白なのかもしれない

旅の目的って一体何だろう。
まだ見ぬ景色を見ること。食べたことのない食べ物を食べること。自分が住んでいる場所じゃ味わえない空気を感じること。普段は出会うことのない人たちと出会うこと。
きっと、1人ひとり目的は違う。旅に求めることも違う。楽しみ方だって、全然違う。
だからこそ、誰かの旅を覗いてみることがわたしは好きだったりする。旅の発信の仕方は、観点が本当に人それぞれなので、見ていてとても楽しい。このTO&FROの他の認定トラベラーの皆さんの記事も、個性があってすごく面白い。そんなことを毎回思いながら読んでいる。
そんなわたしの最近の旅のテーマは「想定外を楽しむこと」。
もともと予定していた場所じゃないところに訪れてみたり、ふと気になったお店に入ってみたり。下調べをせずぶらっと歩いてみると、意外にもそこで運命的な出会いがあったりもする。
綿密な計画を立てて、時間通りにきっちり行動し、予めピックアップしておいた見たいものや訪れたい場所を完璧に回り切る旅ももちろん良いと思う。だけど、わたしはあえて旅の中に「余白」を作る。もちろん行きたい場所の下調べもするのだけれど、余白があるからこそ、旅先で出会った人にオススメされたお店に行けるかもしれないし、自分なら選ばなかった場所に足を踏み入れることがあるかもしれない。
旅の楽しさって、そんな「想定外」の部分にあるのではないかなって、わたしは思う。
先日、岡山に旅に出かけた。なんとなく居心地が良いと思っていた瀬戸内の雰囲気を味わいたかったというのが、この旅の目的。
わたしの住む大阪から新幹線に乗ると一瞬で着いてしまう岡山。「のぞみ」だとなんと1時間もかからない。
降り立った岡山駅では早速桃太郎がお出迎え。

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駅前の商店街に桃がぶら下がっているのも岡山らしくてかわいい。何度来てもこの桃の写真を撮ってしまう不思議。

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「お昼ごはん何食べる?」
新幹線の中でそんな会話を繰り広げ、ランチに食べると決めたのは、岡山県の名物料理かばくろ。豚肉を炭火で焼いて、鰻のかば焼きのタレを付けて再び焼いたものをご飯に乗せたもの。

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これがもう癖になるおいしさで、どうして岡山でしか食べられないのかともどかしい気持ちでいっぱいになってしまった。
今回ランチをしたのは、岡山駅前にあるイオンモール岡山フードコート内の豚蒲焼専門店「かばくろ」。岡山駅周辺でランチに困ったときはオススメしたい。
お腹も満たされたところで、せっかくイオンモールに来たことだし、少しウインドウショッピングでもしようかとぶらぶら歩いていたところ、向こうの方になんだか気になるお店を発見した。

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「おや?なんだか見たことのある商品な気がするぞ……?」と思い近づいてみる。

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「あ!TO&FROだ~!」
思いがけず訪れた先に馴染みのあるトラベルギアたちを発見して、なんだか嬉しくなってしまった。
ここは、イオンモール岡山にある中川政七商店。
「ここにはどんなギアがあるんだろう?」と早速店内に入る。

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わたしも普段から愛用しているパッカブルポーチや、旅には欠かすことの出来ない必需品のオーガナイザー、なんだか気になっていたレインポンチョなどなど。気になっているギアを手に取って、触って、感じられるのが、実店舗の良いところ。イオンモール岡山店はとっても品ぞろえが豊富で、見ているだけですごく楽しくなってしまった。

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初めて訪れる場所で知っているお店に出会うと、なぜだか初めて来た場所じゃないような気がしてしまう。周りを見渡せば知らない景色ばかりなのに、目の前にあるのはいつも使っているトラベルギアたち。
初めての場所に、初めての景色。いつだって初めましては少し緊張してしまう。
だけど、見慣れたトラベルギアがあれば、いつものトラベルギアがあれば、そこはもう我が家のような気さえする。旅に連れて行く持ち物は、いつも使う定番のもの。初めましての旅先でも、馴染みの旅先でも、いつだってどこだって手に馴染むトラベルギアがある安心感は、他の何にも代えられない。

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TO&FROは、どうやらわたしの旅には欠かせない存在になっていたようだ。それに気が付いたのは、旅先でトラベルギアたちに出会った時に感じた嬉しさや安心感があったから。

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旅に余白があるからこそ「想定外」を楽しむことが出来る。ランチを終えた後にもし予定が詰まっていたら、今回のように岡山でTO&FROに出会えることはなかっただろう。そして、TO&FROがわたしの旅に欠かせないものだって改めて気づくことだってなかっただろう。
予定はしていなかったけれど、ちょっと気になるところに足を延ばしてみる。それだけで、今まで気が付かなかったものに目を向けることができるようになるのかもしれない。想定外の自分を見つけることが出来るのかもしれない。
旅の楽しみって、案外そんなところに転がっているものなのだ。

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▼今回ご紹介した店舗の詳細は下記からご覧ください。
中川政七商店 ルクアイーレ店
▼TO&FROの認定トラベラーに関しては、こちらをご覧ください。

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たまには少し遠くまで、とっておきのトラベルギアと共に

外出自粛の日々が続くこの頃。今までみたいに「旅に行ってきました!」なんてSNSで気軽に発信するのもちょっと気が引けてしまうのが正直なところ。だけど、このwithコロナの時代。十分な注意を払って、いつもより少し足を延ばしてお出かけしたって良いと思うんです。お家にいることも大切だけど、きっと、旅先でお金を落とすことも必要だと思うんです。

そんなわけで、今回わたしは岐阜県の飛騨高山に行ってきました。

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わたしの住む大阪から車を走らせること数時間で到着した岐阜県。この場所に来たのは、数年ぶり2回目。今回ふいに旅に出ることになったのは、岐阜出身の友人がきっかけでした。

飛騨高山は、みなさんご存じの観光名所。だけど、数年前に来た時とは比べ物にならないくらい、訪れる観光客の数は減っていました。

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ここ、前回来たときはまっすぐ歩けないくらいたくさんの人がいたのです。こんなにスイスイ通れてしまうなんて、こんなにど真ん中で写真を撮れてしまうなんて。

たった数ヶ月でこんなにも世の中が変わってしまうなんて信じられないけれど、そんな今をうまく乗りこなす力は必要だなって、同時に思ったりもします。

ちなみに、今回の旅で宿泊させていただいたのは、飛騨高山ゲストハウスとまるさん。

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とっても可愛い内装で、居心地も抜群。みんなフレンドリーで、アットホームで素敵なゲストハウス。

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ちなみに、JR高山駅から徒歩1分、高山の人気観光スポットまでも徒歩8分とアクセスも良し。
朝は、ゲストハウスのスタッフさんの案内で、みんなと一緒に宮川朝市ツアーに。

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朝食は、朝市の出店のたこ焼きを。ここのお母さんはすごく気さくな方で、おしゃべりも弾みました。

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朝市ツアーの後は、友人の案内で高山ツアー。古い町並みも、流れる水路も、おいしいご飯屋さんも、時間が許す限りたくさん連れて行ってもらって。

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地元を良く知っている人の案内があると、今までとは違った視点が見えてとっても面白い。旅に出てゲストハウスに泊まると、その土地で知り合いが増えるんです。訪れたいお店も、見たい景色も、会いたいと思う人も、どんどん増えていくんです。だから、一度旅に出た場所は、また訪れたくなります。ここ、高山もそんな大切な場所になりました。

ちなみに、今回の旅を共にして、大活躍してくれたのがこちら。

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TO&FROのPACKABLE POUCH。このピンク×ネイビーの色合い、可愛くって持っているだけでテンション上がっちゃいました。ちなみにこちら、TO&FROと航空会社Peachのコラボアイテム。どうりでロゴにいつもは入っていない飛行機マークがあるわけです。

使い心地も抜群で。今回の旅でのメインバッグとは別に、移動時に一緒に持つサブバッグとして肌身離さず持ってました。いつも使っているお財布や携帯を入れるのにちょうど良いサイズ。大きすぎず小さすぎず、しかも思ったよりもたくさん入る。

実際に入れていたバックパックの中身はこちら。

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ここに、旅の途中でもらったチラシなんかを入れても十分余裕。旅先では、メインバッグを宿に預けて街歩きをするのに持つバッグとしても大活躍でした。

ちなみに実はもうひとつ。今回の旅を共にしたTO&FROのトラベルギアがあるんです。今までの写真にしれっと写っていたのですが、気が付いた方はおられるでしょうか。

それは、こちら!

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良いお天気の町歩きも、このクールマスクがあれば安心。UVカット95%以上なので、日焼け対策の効果も。あと、マスクなのに熱気がこもらなくて、なんとなく涼しい感じがするなぁと思っていたのですが、どうやら冷却効果もあるみたい。良い感じで顔にフィットしてくれるので、付け心地も最高でした。

楽しかった旅に快適を添えてくれたのは、間違いなくTO&FROのトラベルギアたちでした。次の旅にも、ぜひ連れて行こうと思っています。

それでは、今日も良い旅を!

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▼今回紹介した商品の詳細は下記URLをご覧ください。
【TO&FRO for Peach】PACKABLE POUCH

TO&FRO ALLseasons COOLMASK
▼TO&FROの認定トラベラーに関しては、こちらをご覧ください。

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少し見方を変えれば、新しい発見があるかもしれない

「家から1歩外に出れば、それはもう旅」

そんな言葉を聞いたことがある。おおげさだなぁなんて思っていたけれど、外出自粛が続いて長距離移動をするには躊躇ってしまう今の世の中、あながちこれは間違いではないのではと思った。

外に出るだけでなんだかわくわくしてしまう。知っているいつもの道も、晴れた空も、街中の空気も。当たり前の日常なのに、なんだか新鮮に感じてしまうのは、きっとそれだけお家時間が長かったからなのだろう。

見たことのない景色や、食べたことのないもの、初めて出会う土地や人、空気。その「いつもと違う新鮮さ」が好きで、知らないものに出会うわくわく感が好きで、わたしはよく旅に出る。

でも、そのわくわく感って、遠くに行かなくても味わえるものだということに今になって気づいた。いつもの日常に、当たり前の景色に、実はまだ自分が見たことのないものがあったり、今まで気づかなかったものに目を向けることができたり。それはきっと、この自粛期間があるからなのだろう。

遠くに行くことだけが、長距離移動することだけが、旅じゃなかった。そんなことに気づけたから、案外自粛生活も悪くないのかもしれない。

お休みの日。ちょっとそこまでと、大阪・梅田にある雨の日でも安心の駅直結型商業施設、LUCUA 1100(ルクアイーレ)にふらっと出かけた。お買い物もランチもカフェも、何もかもがそろうこの場所で「外出も旅なんだ」と思いながら出かけたわたしの目の前に現れたのは、どこかで見かけたことのあるロゴのトラベルギアたち。

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「あ、TO&FROだ!!」

お買い物途中に見かけて、思わず嬉しくなってしまった。旅に出る気持ちでふらっとお出かけした先に偶然旅のギアを見つけてしまうなんて、なんというタイミングなのだろう。

ここは、ルクアイーレ7階にある中川政七商店。
オシャレで落ち着いた雰囲気漂う店内の一角に、TO&FROのグッズも並べられていた。

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カラフルでとってもかわいいギアたち。今まで触ったことのないギアもあって、手に取ってまじまじと観察した。帽子を被ってみて「どう?似合う?」ってやってみたり、エコバッグを畳んでみて「めっちゃコンパクトになる!」と驚いてみたり。実際に触ってみると初めて、「こんなに薄いの?」「こんなに軽いの?」とびっくりすることだらけだった。店舗に訪れる良さって、こういうところにあるんだなぁ。

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わたしが普段とっても愛用しているオーガナイザーも、たくさんの種類がそろえられていた。自分が実際に使っているギアが目の前にあると、なんだかついつい嬉しくなってしまうのはどうしてなのだろう。

ちなみにこのオーガナイザーは旅に出るときに使っているのだけれど、宿泊を伴う移動の少ない今は、実は我が家の収納として大活躍中。細々としたお洋服(インナーやストッキングなど)を入れると、これがとってもちょうど良い。「旅グッズって旅以外でも使えるんだ!」と、新しい学びがあった。

用途はひとつだけとは限らない。旅グッズだからといって、旅に出る時にしか使ってはいけないものではない。使い方次第、アイディア次第で、可能性は無限に広がる。

普段使いにも、特別な日にも、ちょっとそこまでの旅でも、一世一代の長旅も。どんな時にでも使える機能性抜群のTO&FROのギアたち。

店舗で見かけたら、ぜひ手に取ってみて欲しい。新しい発見があるかもしれないから。

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▼今回ご紹介したお店は下記からご覧ください。
中川政七商店 ルクアイーレ店
▼TO&FROの認定トラベラーに関しては、こちらをご覧ください。

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