船旅でも、めっちゃ快適なリラックスウェア

2021.08.10

お久しぶりです。前回の記事を書かせていただいてから、早1ヶ月。今回も旅の合間に、TO&FROの認定トラベラーとして、記事をかかせていただきます。

最初に今の旅の状況を話させてください。

日本一周をするラッパーKZの旅もかなり進んできて、後半のパートにさしかかろうとしてます。前回の新潟編から、北上をしていき、6月25日に大間から函館にフェリーで渡り、「試される大地」(かつての北海道の公式キャッチフレーズ)に上陸しました。

旅の醍醐味は、やっぱり寄り道ですよね。いきなりレビューは味気ないので、いくつか北海道の思い出を聞いてくれたら嬉しいです。

素晴らしき北海道の旅

まず、上陸地の函館では、塩ラーメンを食べました。

函館の塩ラーメンはスープが驚くほど美味しく、口に含んで少し待っていると旨味のビックバンがやってくるんです。どぅわーっと、旨味があらわれて、ふっと消えていく。

「えぇ、嘘やろ?この旨味は気のせいや」「ただの塩のスープやぞ、ここまで旨味があるはずがない」と疑いながら、二口三口と飲み進める。現れては消えていく、旨味の満ち引きに気づいたら虜となっていて、久々に全てスープを飲み干しました。

その日は1日中、スープの味が頭に過ぎり、その日の夜にはあの黄金のスープのお風呂に入りたいと、今思うと意味不明な境地にたどり着きました。でも、それぐらい美味しかったんや。

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旅は続き、むせかえるような自然を追い求めて知床半島へ。

この旅では、屋久島、白神山地と世界自然遺産を巡ってきましたが、知床はまた個性的な場所でした。

道の駅でぼーっと歯磨きをしてると、こちらに近寄ってくる動物が。

道の駅の裏手は港だったので「猫ちゃんかー、撫でたろうやないかい」と思ってると、まさかの狐でした。かなり人に慣れてて、俺の周りをウロウロして何かおこぼれを探してました。

狐との接触は病気などさまざま理由からNGなので、お互い遠巻きに見つめ合って終わりました。

北海道の自然はほんとに素晴らしく、北海道の屋根と呼ばれる大雪山の旭岳から黒岳を縦走しました。黒岳の雲海に沈みゆく夕日は、人生でみた夕日で最も美しかったです。

山に登るたびに自然こそが最も素晴らしい建築家で、芸術家だと実感させられます。

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あとは、自分の音楽のリスナーさんが牧場をお持ちで、そちらにお邪魔して乳搾りを体験したり、ウポポイという、アイヌについて深く学べる博物館にお邪魔したり、ヒグマ注意の看板だらけの野天風呂にビビりながら入ったり、かなり北海道を満喫した20日弱でした。

でも、これは旅なので、始まりがあれば終わりがある。ここに”来た”以上は、”帰らなきゃ”いけない。

北海道とお別れの日が近づいてきました。悲しい。

移動手段について

ここでさらに話題の寄り道を。皆さんは移動手段でなにが好きですか。

飛行機、新幹線、車、バイク、電車、船、自転車、徒歩と思いつくだけでも、たくさんの移動手段が、この世には溢れてます。

自分は音楽をしていることもあって、この旅の間もライブがありまして、北海道の旅中も、福岡に1度、東京に1度、ライブをするために出向きました。毎回、移動のために飛行機に乗ると「なんて早い乗り物なんや」と驚きます。

そして、「俺は遅い乗り物が好きやなー」と思います。

今、車旅をしててもほとんど下道を使います。それでも素早く過ぎ去る景色を見て、少し寂しさを覚える次第です。

好みとしては、徒歩や鈍行列車、そして船です。

日常より、二回りぐらいゆっくりとした時間が流れて、本を読みながら、「あぁ、暇や」って思わずつぶやいてしまう。それもできたら、圏外がいいですね。これこそ、1番贅沢な時間ですよね。

贅沢な悩みですが、やはり”できることが多すぎる”のは、この現代の苦しみな気がします。賢しいふりしても、そんなに原始人から変わってないんですよね、我々は。

というわけで帰り道は、この北海道の旅を振り返りながら、緩やかな時間を過ごそうと決意。そのために移動手段は、苫小牧から仙台のフェリーにしました。

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船のしんどさ

基本、船は大好きなんですよ。とくに長距離のフェリーは大好物です。

まず、フェリーが持つ非日常さって最高じゃないですか。
港に到着して、車を止めて、車検証を片手に切符売り場にいく。
そこには、たくさんの旅人がいて、みんな顔がワクワクしてる。
窓口で決して安くない代金を払って、乗車券をもらう。
車に戻って、時間が来たら、船内へと車でずいずいと入っていって、船員の方の指示にしたがって車を止める。
そこには、大型トラックやハイエースに、旅人のバイクやカブに自転車が、ずらーっと並んでる。

まるで、歴戦の獣たちが身体休めてるように、自分は感じるんです。次の陸地が来るまで、じっとして英気を養っている、そんな錯覚を覚えるんです。

そして、みんな思い思いの荷物を持って、客室へ上がっていく。
宴会をするためかクーラーボックスを担いでるおっちゃん、次の目的地のガイドブックを片手のバイカーのお兄さん、ワクワクが爆発してる小学生ぐらいの兄弟、そんな中にいると自然とこっちもワクワクしますよね。

そもそも、人生で1番、乗らない乗り物ってフェリーな気がするんです。

すくなくとも長距離フェリーを日常的に使用される方々は、おそらくドライバーのみなさんぐらいで、長距離なら飛行機か新幹線が使われますよね。だからこそフェリーは贅沢なんですよね。

と、ここまで褒めちぎったのですが、難点もあるんです。

スイートどころか個室すら恐れ多いと感じる自分は、いつも雑魚寝の2等客室を選びます。

そうすると、暑いんですよね。人がたくさんいるからなのか、だいたいいつも「暑いなー」と寝苦しさを覚えます。

イビキが爆音のおじさんがいる。人間爆撃機かって思うほどの轟音をかなでるおじさんとフェリーではよく出逢います。たぶん、旅の疲れがそうさせるんでしょうね。

今回は、ゴマアザラシみたいな、つるんとしたおじさんが布団から顔だけぴょこっと出して、808のぶっといベースのような重低音を響かせてました。

ここまで読んだ人の「お前がお金をケチって雑魚寝の部屋を選ぶからやろ!」って、ツッコミが聞こえてきます。「そうやねん、確かに。でもな、雑魚寝の方が”旅”って感じするやん」って返させてください。

あと、これは100%、自分が悪いんですが、いつもジーパンでいっちゃうんですよね。寝巻きとか用意した方がいいとは分かりながら、面倒くさいが勝ってしまう。

そして、だいたい寝る前になったら、「あぁ、ミスった」と思うんですよね。しかも、自分が持ってるジーンズはすべてスキニーなので、朝起きると疲れが全然取れていないと言うオチ。

めっちゃ快適で、船がより楽しい

ただ今回は、TO&FROが“めちゃ快適“と言う触れ込みをしているリラックスウェアを持っています。なので鼻息荒く、「今日は熟睡してるんや」と豪語しながら船内に向かいました。

苫小牧から仙台のフェリーには大浴場がついてて、しかも調整してから到着の30分前まで何回入ってもオーケーという太っ腹ぐあい。ありがとう太平洋フェリー。

車から必要なものをおろして、雑魚寝の部屋に向かいました。
そして、リラックスウェアを取り出しました。
最初に思ったことは、手に触れた素材がすべすべしてて「気持ち良いやん」でした。色味も淡いブルーで涼しげに感じました。ちなみに全部で7色あるみたいです。

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ひとまずは旅の汗を流すために、フェリーの大浴場へ。

当たり前と言えば当たり前なんですが、船が揺れるたびにお風呂の水も揺れて、まるで海の中に入ってるような感覚になり、それがより旅情を演出してました。

汗を流して、いざ着用。着てみると、肌触りの素晴らしさを再認識しました。まるで、そよ風をまとってるようで心地よかったです。

お風呂上がりで火照った身体だったので、少し汗をかいて気持ち悪くなるかなと思ったのですが、そんなことも一切なく、ずっとさらさらが続きました。

あと、勝手なイメージで、こういった類の服は、ポケットがなかったり、異様に浅かったりで、移動の度に携帯や財布を手に持ってという、面倒がつきまとうものが多いイメージでした。

ただ、TO&FROのリラックスウェアは、ちゃんとしたポケット。携帯とAir Pods Proを片方に、そして売店でアイスを買う小銭を片方にと、使い勝手がよかったです。

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「さらさらやし、ポケット深いし、このリラックスウェアええやん」

楽しかった北海道の帰り道なので、自分の音楽のリスナーさんからの差し入れである北海道の名産品を持って、宴をするために、フェリーのラウンジへ向かいました。

ラウンジのテーブルにいただいた名産品を並べて、宴を開始しました。
「さすが、北海道やー!」と、どれを食べても褒めちぎる2時間でした。

そして部屋に戻りながら、「リラックスウェアって大事なんやなー」と思いました。

普段、そういうのに無頓着でジーパンで寝たりするズボラな自分だったのですが、改めてリラックスウェアで過ごした、この時間を振り返ると、服ひとつでここまで快適さが異なるんやと感心しました。

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熟睡して、次の旅へ

とは言っても、重要なのはここから。
どれだけ快適に睡眠ができるか。

万が一、横になって寝にくいとなれば、元も子もないですもんね。

いざ、雑魚寝の部屋に戻る、入った瞬間にむわっと。
そりゃ、けっして広くない部屋に5人も人がいたら、温度が上がるよなと思いながら、横になって、少し読書を。

……

そして、気づいたら、もう朝になってました。
しかも、ちゃんと熟睡したようで、朝起きたら目がしゃっきりしてました。
自分は寝てる間に身体が熱くなるタイプで、よく寝汗をかきます。
朝方に起きて、Tシャツで汗でびっしょりみたいなのも、ちょこちょこあります。でも、このリラックスウェアは起きてもさらさらで、ありがたかったです。

疲れたのか、リラックスウェアのおかげなのか、そこらへんは何度か試してみないと分からないんですが、ある程度は「快適な服で寝た」と言うのは関係してそうです。

そして、寝起きがすっきりで気分が良くなったので朝風呂をかましました。
日光が差し込む大浴場に浸かりながら、太平洋の海を見て、改めて船旅の素晴らしさにしみじみしました。

お風呂上がりで、リラックスウェアを畳みながら感じたんですが、たぶん、これめっちゃ軽く作られてます。それも快適さの一因なんでしょうね。

お風呂に2度も入って、心温まる北海道の名産をいただいて、熟睡もして、やる気元気KZって感じでした。

船内の駐車場所に向かうために甲板を歩いていると、船と滑るように並走する身軽なカモメが。

軽く鳴き声を発しながら、寄っては離れて、風と空気を捕まえながら、ほとんど羽ばたかずに滑空する様は一流のスキープレイヤーのようでした。そのカメもたちを見て、鳥は軽やかで優雅で素晴らしい旅人ように強く感じました。

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そして、タラップに降りていく時に、ほんまTO&FROの”鳥のように旅する”ってのは良いコンセプトやなと改めて思いました。

俺の旅の後半も、そうなればいいな。

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▼今回ご紹介した商品の詳細は下記からご覧ください。
COMFORTABLE SHORT SLEEVE T-SHIRT
COMFORTABLE SHORT PANTS
▼株式会社SAGOJO https://www.sagojo.link/
▼TO&FROの認定トラベラーに関しては、こちらをご覧ください。

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Writer : 大阪、梅田サイファーが出自のラッパーKZ。

TO&FRO 認定トラベラー

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旅人によるTO&FROファンの集い「TO&FRO認定トラベラー」
旅人プラットフォームsagojoとの共同発足。旅をしながらTO&FRO商品をありのままにご紹介します。

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