この状況だからこそ「今ここ」を楽しむヒント

2020.09.30

TO&FRO認定トラベラーのしほです!
…といっても、満足のいくトラベルがなかなかできない状況が続いている今年。

奄美大島に移住して2年目のわたしがお休みの日にしていることといえば、「サンゴめぐり」と「立神(たちがみ)めぐり」の島内プチ旅です。

「サンゴめぐり」で美しい海を贅沢に遊ぶ旅

画像9

「サンゴめぐり」はその名の通り、奄美大島の美しいビーチからシュノーケリングをして、サンゴや熱帯のカラフルな魚を楽しむ海遊び。

てっぺんが平たい「テーブルサンゴ」や、まるで木の枝のような形の「枝サンゴ」。
そしてもう少し深い海底を観察すると、波にユラユラと揺れる「ソフトコーラル」や、奇抜な色の「ウミウシ」に、砂からにょきッと出てキョロキョロユラユラしている「チンアナゴ」などなど、たくさんの個性的な生き物たちが共生している奄美の海を満喫できます。

「立神めぐり」で奄美の信仰としまっちゅ(島人)の思いをたどる旅

画像9

サンゴめぐりはなんとなく想像できる方も多いと思いますが、「立神(たちがみ)めぐり」と聞いて何のことかわかる人は少ないのではないでしょうか?

立神とは、島から少し離れた海の中にデンッとそびえる、立派な岩や小島のこと。
奄美大島や加計呂麻島の周辺には、有名なものだけでも15もの立神があります。
昔から漁師さんが広い海で立神を目印にするなど、安全祈願や信仰の対象になってきたそうです。

わたしは海や森といった奄美大島の自然はもちろん大好きなのですが、それ以上に今気になっているのは奄美大島の神様や信仰関連の文化。

立神、ユタ神信仰、海のかなたのネリヤカナヤ(ニライカナイ)、神道(かみみち)など、
奄美には島独自の神様がたくさんいて、台風や疫病などの危険から、島や集落、人を守ってくれているんです。
沖縄とも、九州以北とも異なる歴史を歩んできた奄美だからこその文化が多く、興味深いですよ。

この夏、5つほど立神を巡ってきました。
どの立神も、近くに歩いていくほど、空気が澄んで気持ちがシャキッとしてくるのがとても不思議な感覚なんです。

こういう感覚を「神聖」っていうのかな……なんて考えながら、集落で出会った人に立神のお話を伺ったり、立神の周りの海で遊んだりしている間に、ゆったり時が流れていきます。

立神の周りの水深は深くなっていますが、サンゴがたくさんあることが多く、シュノーケリングスポットとしても綺麗でおすすめなんですよ!

画像9

▲市(いち)集落の立神「トビラ島」

節田の立神と市集落のトビラ島の写真を見比べると、同じ立神なのにまったく見た目が違いませんか?
1つ1つの立神に特徴があり、それぞれの集落の人々に愛されているんです。

この立神めぐりの中で、「やっぱりうちの立神が一番じゃや~!」と自慢気に話してくれるご年配の方に、一体何人お会いしたことか!(笑)

立神めぐりでは、歴史に触れたり、集落の人に触れたりと、短期間の旅行ではなかなか味わえない豊かな時間を過ごしています。

外ではなく、今住んでいる土地に、改めて目を向けてみる。
そうすると、新しい発見がある。
こういう旅のしかたもアリですよね。

フィンにゴーグルにバスタオル…かさばる荷物はガサッと入れて持ち運び

画像9

楽しい海遊びの道具って、案外かさばります。
今までは現地まで車で行けるからと、後部座席にごちゃごちゃと置いて出かけていました。
でも海遊びの頻度が増えてくると、道具を全部ガサッと入れて持ち運べるカバンがほしくなってくるんですよね…。

簡単に穴があくようなカバンは困るし、かといってカバン自体が重くてかさばるなんて本末転倒。
何かいいものがないかな?という時に出会ったのが、このキャリーオンバッグです。

画像9

身長153cmのわたしが肩からかけて、ちょっと大きいかな?というくらいの大きさのバッグの中には、こんなに荷物が入っています。

・シュノーケリングフィン&ゴーグル 2人分
・2Lの飲み物 2本
・バスタオル

これだけ入れてもまだ余裕がある大容量なので、日によってはマリンシューズや着替えも入れていきます。

画像9

キャリーオンバッグというだけあって、キャリーケースの上にもしっかりと乗せることができます。
飛行機や新幹線の移動でも使えますし、このシンプルなデザインならビジネスシーンにもぴったりです。

画像10

使わない時はたたんでまとめればコンパクトになって、スーツケースの中にも入るし、貴重品などを入れるサブバッグにも入るほどの大きさが嬉しい。
本当は、内ポケットの中に入れると、長方形型に薄く収まる設計なのですが、わたしはめんどうくさがりなので、写真のようにくるくるとまとめます!

画像10

そうすると、手持ちの鞄の隙間にも入れらますし、すぐに広げられるので、自己流のくるくる巻きもお勧めですよ!

「トンビ」という意味の名前が付けられた生地「KITE」が、これまた優秀なんです!
丈夫でハリがある強い生地なのに、タッチは柔らかで薄く、かなり軽量。
余計なものが持てない旅には、まさにもってこいの強い見方です。

TO&FROの製品の何が良いって、一番は生地だとわたしは思うんですよね。
強くて、撥水機能もあるから雨でも大丈夫で、軽くて、コンパクト。
そんな万能な素材、なかなかないでしょ!と思うような機能的な生地が、11種類もあるんです。

その11種類の生地の中から、それぞれの製品の使用シーンに一番合ったものを選んで、TO&FROのトラベルギアができ上がっていく。
身軽に、軽く、アクティブに動きたいすべての人におすすめしたいギアばかりです。

あなたの次のプチ旅も、この優秀な生地と一緒に行けばさらに身軽でストレスフリーなものになるんじゃないかなと思います。

画像10

✈ ✈ ✈ ✈ ✈ ✈ ✈ ✈ ✈ ✈ ✈

▼今回ご紹介した商品の詳細は下記からご覧ください。
CARRY-ON BAG-PLAIN– キャリーオンバッグ-プレーン-
▼TO&FROの認定トラベラーに関しては、こちらをご覧ください。

✈ ✈ ✈ ✈ ✈ ✈ ✈ ✈ ✈ ✈ ✈

しほ

しほ

大阪から奄美大島に移住。フリーライター、通訳(スペイン語・英語)、アフリカンダンサーとして活動中!

手に取ればきっとあなたも出掛けたくなる、だってこれはあの色だから

2020.09.23

リンク

季節の変わり目もこわくない、秋を思い切り楽しもう

2020.10.05

リンク