アフリカ大陸で大活躍した自転車旅アイテム

2020.07.02

厳しい大自然の中、体温調節に欠かせない自転車旅のアイテム

長野県出身の36歳、看護師で旅人のKeiです。2011年中国から世界 1周自転車旅をしています。中国やミャンマー、ウクライナ、パレスチナなどで医療はじめ各種ボランティアをしながらユーラシア大陸を横断、現在はアフリカ大陸を縦断中です。

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今回はTO&FROのウィンドブレーカーとともに旅をしたアフリカでのエピソードをご紹介します。

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灼熱のイメージが強いアフリカでジャケットが必要なの?と思われる方が多いかも知れません。実際、エジプトからスーダンにかけてサハラ砂漠を縦断していた時、日中は溶けるような暑さで、50℃前後まで気温が上がることもあり、とても自転車で走れる温度ではありませんでした。そのため昼間は木陰やカフェなどで休み、夕方早めに就寝し、夜中1時に起きて出発する「夜間走行」をしていました。
そこで活躍するのがウィンドブレーカーなのです。
日中裸になりたいほどの暑さでも夜中は涼しく快適で、気温は10℃以下まで下がります。この40℃の差が体調を崩す原因になります。砂漠でもウィンドブレーカーが活躍するのはこのためです。

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自転車14kgを含む総重量70kgの装備をしていても、厳しい大自然の中で旅をするためにはそれなりの環境適応能力と判断力が必要になってきます。忍耐力があればどこでも生きられるさ!という人もいるかと思いますが、自宅からスーパーにちょっと自転車で買い物に、という距離ではありません。体調を崩し重症化しても十分な医療処置を受けることが難しい場所です。

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ウィンドブレーカーは運動時の体温調節にとても貢献します。寒いときや走り出しはジッパーを締めてフードを被り、次第に身体が温まってくると段階的にジッパーを開けたり、袖をまくし上げたりします。走行時は想像以上に発熱量が高く、真冬の雪が舞う時期にもウィンドブレーカーで十分なほどでした。夜間マイナス20℃にまで下がるキルギスの山越えですら、昼間はウィンドブレーカーを着用していました。
特に心掛けているのは無駄に汗をかき過ぎないことです。汗で濡れた服は身体を冷やしますし、洗濯物を増やします。運動量や発汗量、気候や気温に合わせて臨機応変に着こなしができるアイテムがウィンドブレーカーです。

まるで着ているのを忘れてしまうような感覚

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これまで旅の中でウィンドブレーカーは有名ブランドから無名の物まで数々着用してきましたが、TO&FROのウィンドブレーカーほど軽いものに出会ったのは初めてです。重さはわずかポケットティッシュ6個分!60gという軽さは身体に溶け込むようにフィットし、まるで着ていることすら忘れてしまうほどです。

HUMMING BIRD AIRという撥水機能付の生地が使われており、急な雨や濃い霧の中でも水をはじいてくれます。首元に付いている内ポケットに折りたたんで収納すれば手のひらサイズに、さらに丸めれば赤ちゃんの拳ほどコンパクトになり、携帯に便利です。

HUMMING BIRD(ハミングバード)とは、世界で最も小さくて軽い鳥、ハチドリのこと。
薄く、軽く、羽のように、まさにTO&FROのロゴにあるTripping like a bird “空飛ぶ鳥のように自由に旅する”という言葉にピッタリです。

着心地だけでなく機能性も考えた作り

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羽のように薄く軽いのに保温性が高くしっかり風をブロック。手の甲までカバーできるよう親指を入れられるサムホールがついているので自転車やバイク乗車時、手首から入る冷たい風も防げます。また運動時のクールダウンとムレ防止として、脇にベンチレーション機能が付いています。身体が高温時は動脈が体表面に近いところをクーリングすると涼しくなるので、脇からのベンチレーションと袖をまくし上げて手首をクールダウンさせると、効率よく体温調節できます。

またフード周りや袖口、裾には暗いところでの視認性をあげるリフレクターが付いており、早朝から夕暮れ時のランニングやサイクリングの安全性を高めます。クシャクシャに丸めてもシワになりにくく、カラーもシンプルで他の服に合わせやすいので、カッコよく、ストレスなく着こなせるウィンドブレーカーです。

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世界に誇るMade in JAPANにこだわり、自転車もキャリアも日本製で揃えている私にとって日本製のTO&FROのウィンドブレーカーを身にまとうことはとても誇らしく思います。
これからも旅先で困難も喜びも共にする相棒としてさらなる活躍を期待しています。

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▼今回ご紹介した商品の詳細は下記からご覧ください。
WIND BREAKER ウィンドブレーカー-
▼TO&FROの認定トラベラーに関しては、こちらをご覧ください。

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keiichirokawahara

河原啓一郎

看護師。自転車で世界を移動してボランティアの旅を続けて9年目。現在自転車はエチオピアに。